こんにちは、にびたしです。
キャッシュレス過激派こと(?)私ですが、つい最近京都旅行に行ってきました。
京都といえば日本随一の古都。中学の修学旅行で1度行って以来、ずっと訪れたいと思っていたところ、友人から誘いが。
ということで、若さだけがウリの男子大学生2人、体力勝負でエクストリーム旅程を組んで旅してきました。
この記事では、そんな京都旅行でリサーチした京都のキャッシュレス事情についてジャンル別に解説します。
実際に訪れた施設では、何が使えるのかも細かく調べました。
現金いるのかいらないのか、ぜひ参考にしてください。
長いので、お目当ての項目からご覧ください。
現金なしで京都観光するのは無茶です。
例えるなら、コンサートにチケットを忘れて行くくらい愚かです。
京都観光の軸は神社仏閣めぐり。
そして、京都の神社やお寺では、ほっっっっっっっっっっっっとんどキャッシュレス決済が使えません。
諦めてください。大量の現金を持っていくしかないのです。
この記事では、実際に観光したプランをもとに、どこが現金オンリーでどこがキャッシュレス対応なのか、現金はいくら持っていけばいいのか、の観点で京都観光を紐解いていきます。
この記事のポイント
- 京都観光にはまだまだ現金が必要
- 交通機関はほぼSuica等でOK/地下鉄・バス1日券も併用しよう
- 個人や小規模のお店は全然ダメ
- 神社仏閣はほとんど現金オンリー
この先出てくる各スポットは、各ジャンルごとに訪れた順に並んでいます。
凡例
現金→現ナマが使える。
クレジット→クレジット/ブランドデビット/ブランドプリペイドカードが使える。
特記がなければ、Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discover/銀聯の7つが全て使える。
交通系IC→SuicaやPiTaPa等。
特記がなければ、全国相互利用対応の10種類のICカードが全て使える。
電子マネー→交通系IC以外の電子マネーが使える。
特記がなければ、iD/QUICPay/Edy/nanaco/WAONの5つが全て使える。
コード→バーコード決済、QRコード決済が使える。
「携帯キャリア系」と書いてあれば、PayPay/d払い/au PAY/楽天ペイの4つが全て使える。
キャッシュレス度:
主に使える決済手段:現金
最大の観光スポットが最大の鬼門です。
結論から言うと、二条城以外はほぼほぼ現金しか使えません(ていうか神社でも寺でもないし)。
それ以外にはまともに期待しちゃいけませんね。
1もつけたくありません。
なんでこんなに一辺倒な運用なのかというと、府内1,000の寺院から成る京都仏教会という戦犯団体が宗教行為のキャッシュレス化に反対しているから。
京都府内の約1千の寺院が加盟する京都仏教会(理事長・有馬頼(らい)底(てい)臨済宗相国寺派管長)は28日、電子マネーなど現金を使わないキャッシュレス化について、宗教活動には不適切で受け入れないとする声明文を発表した。今後、傘下寺院だけでなく、全国の宗教連盟にも同様の対応を求めていくとしている。
産経ニュース – https://www.sankei.com/article/20190628-3CS2GYV3NJJVHB7FU6UZKKMUWA/
色々とそれらしい(?)理由があるっぽいですが、収入が第三者の手で可視化されたら困るだけだろって思いまコメントは宗教には明るくないのでしないでおきます。
↑のnoteでわかりやすく分析されていました。
既にキャッシュレス化を推進している宗教団体の行為まで否定したいのかもわからないですが、これはどうにもならないので諦めましょう。
体当たり調査なので、私が実際に行った場所の最新情報だけを正確にお届けすべく、行っていない場所については取り上げません。
料金についても私が払ったものだけを書いていおり、お賽銭の表記は省略しています。
現金限定の部
伏見稲荷大社 拝観無料 / おみくじ ¥200
北野天満宮 拝観 無料 / 勧学守 ¥800
鹿苑寺金閣 拝観 ¥500 / 抹茶ソフトクリーム ¥430
野宮神社 拝観 無料
清水寺 拝観 ¥400 / おみくじ ¥100
キャッシュレス対応の部
瑠璃光院 拝観 ¥1,000 / 御朱印 ¥100 (現金)
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その他 順路の最後にある売店でのみSquareを導入しており、
現金に加えてキャッシュレス決済(クレジット(Visa/Masterのみ?)・交通系IC(PiTaPa不可))が利用可能。
この旅唯一の学生証の使い所でした。(ここ以外は全て一般料金だった)
拝観料が大人¥2,000、中・高・大学生¥1,000なのでこの差は大きかったです。
(それでも拝観料としては高い方)
貴船神社 拝観 無料 / 結び文(@結社) ¥200 (現金)
⠀
貴船神社は本宮・奥宮・結社の3つに場所が分かれており、最初に到着するメインの本宮では、一部でキャッシュレス決済が利用可能。
⠀
水占みくじ ¥200
現金・コード(楽天ペイのみ)
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授与所(御守・御神札)
現金・
クレジット・
交通系IC(PiTaPa不可?)・
電子マネー(iD/Edyのみ)・
コード(au PAY/d払い/楽天ペイ/メルペイ等)
購入はしていないものの、キャッシュレス決済への対応を確認。
コード決済に対応している中では珍しく、PayPayは利用不可なので注意。
「QRコード」の欄に銀聯のロゴがあるが、銀聯”QR”のロゴではないため対応可否は不明。
タッチ決済への対応状況や決済端末も不明。
二条城 入城 ¥1,300
【チケット現地購入】
現金・
クレジット(Visa/Masterのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー(iD?/Edy/nanaco/WAONのみ)・
コード(PayPay/d払い/au PAY/メルペイ等)
⠀
敷地に入るのにキャッシュレス決済が使えたのはここだけでした。
現地購入のチケットは、列に並び、窓口か券売機の早い方に案内される。
ただし、コード決済は窓口のみなので、券売機に案内されそうになったらその旨伝える必要アリ。
また、JCB系の契約がなく、JCB/Amexなどのクレジットカードと、QUICPayが利用できない点にも注意。
公式サイトには「iD」と表記があるものの、ロゴの掲示がなく現地で使えるか不明。
コード決済では携帯キャリア系の中で楽天ペイが使用不可。
チケットはWebから事前購入もできます。
この場合「アソビュー」からの購入で、
銀聯以外の全てのクレジットが使えます。
クレジットのタッチ決済にVisa/Masterとも対応。
決済端末はVEGA3000。
⠀
城内・大休憩所の売店
こちらは支払いにQUICPayも使える模様。
電子マネー以外の決済手段は不明。
他にも、軽食や雑貨(箸とか扇子とか)を販売する屋台が立ち並んでいましたが、支払い方法は統一されておらず、現金だけの店、Squareを導入している店、現金+PayPayのユーザースキャン用QRコードを置いた店などさまざまでした。
2日もあったのに全然巡ってねーじゃんかよ!って思われたかもしれませんが、当初の”エクストリーム旅程”を現実のものにできなかったのは深いワケがありまして…(割愛。)
キャッシュレス度:
主に使える決済手段:現金・交通系IC(・クレジット)
まずは移動に関して。
殆どの交通機関で現金も必要なく、非常に快適に支払いができます。
1日券の類のキャッシュレス決済による購入と、路線バスや鉄道のタッチ決済(クレジットカード)乗車ができたら文句なしの でした。
京都↔︎他地域の移動
日本の各エリアから京都まで来るのに、現金は必要ないでしょう。
鉄道や高速バスの予約はクレジットカード一択ですね。
予約にはビックカメラSuicaカード(JCB)を利用しました。
東海道新幹線 京都駅→新横浜駅 ¥13,780
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discoverのみ)(EXアプリから予約)
⠀
スマートEXで予約。
休日かつ2人以上ということで、「EXのぞみファミリー早特3」が使えたので、+¥280/人払ってグリーン車に格上げしました。
京都市内の移動
京都市内の移動には、普段使っている交通系ICカード1枚あれば十分。
PiTaPaエリア内なので、殆どの交通機関でポストペイも利用可能です。
そして絶対に外せないのが、地下鉄・バス1日券。
¥1,100/枚で、↓の交通機関が乗り放題です。(※貴船エリア等は対象外。)
京都市営地下鉄全線,京都市バス全線,京都バス※,京阪バス※,西日本JRバス※に1日何回でもご乗車いただけます。京都市内の主な観光地のほとんどは,この乗車券で回れます。(※一部路線を除く)
地下鉄・バス1日券|概要 – https://oneday-pass.kyoto/overview/
他にも、渋滞を回避して、自転車でスイスイ移動するのも手。
レンタル自転車を借りてもいいでしょう。
京都市内は自転車通行帯や車道の自転車レーンが整備されていて、結構走りやすいのです。
京都市営地下鉄・JR・京阪・阪急・近鉄・嵐電(京福電車)・叡山電車
京都市営バス・京都バス・西日本JRバス・京阪バス 等
現金・
交通系IC・
その他1日乗車券
⠀
通常の運賃を払って乗るなら、手持ちの交通系ICカードで乗車する、これ一択だと思います。
現金利用に関しては、現金で買ったきっぷで乗る(大規模な鉄道路線)か、車内の運賃箱に現金を投入する(路線バスと、小規模な鉄道路線)の2タイプがあります。
詳しくはこの項の最後で解説。
釣り銭の出ない運賃箱に注意
現金払いの場合、降車時に車内の運賃箱に小銭を投入することになりますが、ピッタリ払えなくて多めの額を入れた場合、お釣りが戻ってこないタイプの運賃箱が多いです。
そのような場合、実は運賃箱に両替機がついていて、予め両替してから運賃箱に正確な額を投入しろ、というスタイルになっているようです。
地元の路線バスで、500円玉を入れてもお釣りが小銭で出てくるのに慣れている場合は注意が必要ですね。
チャージ残高に注意
PiTaPa以外の交通系ICカードを使う場合は、残高に注意。
特に、小規模な鉄道駅では駅でのチャージができません。
また、バス車内でのチャージも遅延の原因になるので絶対にやめた方がいいです。
“足りなくなるごとにチマチマチャージ”ではなく、京都についた時点でそこそこの額(少なくとも¥3,000)はチャージしておきましょう。
どこでも手元でチャージできるモバイルSuica/PASMO/ICOCA×クレジットカード、の組み合わせも強くオススメします。
地下鉄・バス1日券の購入→現金のみ
京都市内を1日中巡るなら先述の「地下鉄・バス1日券」がオススメ。
最大でも5回の乗車で元が取れます。
朝早くから観光するなら、地下鉄駅の自動販売機で買うのがお勧め。(5:30からやってます)
京都駅なら、通常の券売機ではなく、その横に「地下鉄・バス1日券」専用の自販機があります。
その向かいの市バス・地下鉄案内所(コトチカ京都)の窓口でも購入できます。
通常の券売機で買えるのは「地下鉄1日券」なので気をつけましょう。
首都圏にあるような普通の改札機が駅にあるので、いつも通り通れば良いです。
市営地下鉄で「地下鉄・バス1日券」や「地下鉄1日券」を利用する場合は、券をタッチするのではなく、切符を入れる場所に通しましょう。
これらの1日券はICカードではなく、改札機ではきっぷと同じように磁気を読み取るからです。
出てきた券を受け取るのを忘れずに。
また、”24時間券”ではないので、使えるのは購入当日の終電/終バスまでです。
当日初めて利用する場合は、その段階で日付が裏面に印字されます。
洛北エリアへの主要な観光路線の叡山電車には2路線あります。
鞍馬線の終点・鞍馬駅からは鞍馬寺へ、1つ手前の貴船口駅からは貴船神社へと向かえ、
叡山本線の八瀬比叡山口駅からは瑠璃光院や比叡山を登る「叡山ケーブル」のケーブル八瀬駅への道が開けます。
他にも、一乗寺はラーメンの激戦区として有名で、修学院との間に”ラーメン街道”を成しています。
そんな叡電には、出町柳駅から乗ることが多いと思います。
出町柳駅には普通の改札機があるので勘違いしやすいですが、出町柳以外の駅には係員がおらず、降車時に車内の精算機で運賃を支払います。
出町柳以外の駅から乗るときには、駅設置のICカード読み取り機(簡易改札機)にタッチしておいてから、電車の扉が開き次第乗り込みます。このとき車内のICカード読み取り部にはタッチしません。
ただし、混雑時間帯は駅にも係員がおり、特に観光拠点の貴船口駅や八瀬比叡山口駅では、日中の駅係員がいる時間に使える、通常の自動改札機が設置されています。
これは覚えていく必要は全くなく、車内アナウンスに従えば大丈夫です。
車内の運賃箱を使うのは降りる時だけで、自動改札機のある駅に係員がいる時間帯は降車時のタッチも駅設置の改札で行うんだね。
↑両方とも八瀬比叡山口駅の写真。
改札を出る時は通常の自動改札機(左)、駅に入るときはIC専用の簡易改札機(右)を通るよう駅員さんから案内がありました。
こちらは貴船口駅。入場も出場もこの改札機でした。
また、鞍馬線と叡山本線の乗換駅・宝ケ池では、乗り換えを待つ間に駅設置の簡易改札に1度タッチしておく必要があります。
乗り換え時に駅構内から出ていなくても、青の「入場」にタッチましょう。
これで30分以内に乗り換えれば、駅を出ずに乗り換えたことになり、別々に乗った時よりも自動で運賃が安くなります。
ちなみに、観光名所の貴船神社は「きふね」、駅名の貴船口やバス停名の叡電貴船口駅前・貴船などは「きぶね」です。
嵐電の運賃はわかりやすく、全線均一¥250です。
1駅分しか乗らなくても¥250取られます。
3回以上乗る場合は、¥700の1日乗車券を買うとお得です。
ICカードでの乗り方としては、
・乗るときはタッチせず、
・降りるときに車内の運賃箱にタッチする
だけです。シンプルですね。
ただし、四条大宮駅・帷子ノ辻駅・嵐山駅・北野白梅町駅で降りるときだけは、駅設置の改札にタッチしましょう。
京都のバスは行先表示がフルカラーLEDでわかりやすい(写真は途切れてるけど)。
後ろのドアから乗って、前のドアから降り、そして後払いの均一運賃、というパターンが多いのでわかりやすいです。
運賃箱に現金投入/交通系ICタッチか、1日券の提示(購入後最初の利用時のみ運賃箱に挿入)のどれかで清算します。
地下鉄・バス1日券に関しては、裏面に日付が印字されていればそれを運転手に見せるだけです。
印字されていない場合、
①京都バス・京都市営バス→運賃箱のカード挿入口に、正しい向きで挿入。
裏面に日付が印字されるので、次回からはこの面を運転手に見せる。
②西日本JRバス・京阪バス→オモテ面左下に日付記入欄があるので、油性ペンで利用日の日付を記入し、乗務員に見せる。
その後京都バス・京都市営バス・京都市営地下鉄を利用するときは、カード挿入口に挿入して、裏面への印字を受ける。
それ以降のバス利用は、裏面の印字を見せればOK。
↓京都バスの叡電貴船口駅前~貴船・臨時を結ぶバス。記載の券と、現金、交通系ICカードが利用可能。
バス自体は山道ですれ違えるように結構狭く作られている上満員になるので、時刻表を確認して早めに並んでおくべし。
市営駐輪場 ¥200/日
現金・
クレジット・
交通系IC
(うろ覚えです)
⠀
元離宮二条城駐輪場を最初に利用。
市営観光駐車場内や近くに駐輪場があり、1度¥200支払うとその日中は対象の他の駐輪場も駐め放題というサービスがあったので、活用。
詳しくはこちら↓
現金以外にクレジットカードとなんらかの電子マネーを使えたのは覚えているのですが、ちょうど機械の調子が悪くて現金払いしたのでちゃんと見るのを忘れてました。
すみません。
キャッシュレス決済が使えたのは二条城の話で、対象の駐輪場によって利用可能なものは違う可能性があります。
レンタル自転車 ¥1,600
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discoverのみ)・
コード(PayPayのみ)
⠀
京都駅八条口から南に徒歩3分ほどの場所に店を構える、京都ecoトリップさんで自転車を借りました。
ネット予約で自転車を確保してから訪問。
以下のキャッシュレス決済にもバッチリ対応。
決済端末はJT-C60(stera)。
1度は見たことがあるであろう(?)steraという端末です。
コイツがあるので、クレジットカードのタッチ決済もOK。
決済手段別々の個別会計もOKで有り難かったです。
キャッシュレス度:
主に使える決済手段:現金・コード(PayPay)、それ以外は店ガチャが激しい
これは店によって違いますが、全体的には、現金主義をヒシヒシと感じました。
嵐山や清水寺周辺の、土産物店と軽食をはじめとするご飯屋さんがズラーーっと並んだ道を想像すると、割と古くからやってそうな店にキャッシュレス決済対応の空気があんまない。
八ツ橋で有名なお店とかチェーン店っぽいお店、最近できてそうなお店を覗くとまあまあ対応していて良かったのですが、いかんせん店によってバラバラ過ぎてウンザリしました。
どれなら使えるかと言われたら、現金以外はこれ!って言えるものがないですね。
小規模店スターターセット(?)のPayPayのユーザースキャン(客のスマホのカメラで読み取るアレ)用QRコードはポツポツと見られました。
何より、京都を巡ってみて全体的に、キャッシュレス決済が使える店でも店頭に”何が使えるか”の表を掲示しておらず(アクセプタンスマークという、決済手段のロゴがまとまってるやつのこと)、店に入ってレジに行くまでほぼガチャ状態、という傾向があって嫌でした。
店先にあれ貼ると景観ガ〜みたいな感じなんですかね。正直不便すぎます。
ちなみにラーメンに関して言えば、都内のラーメン屋とかだとキャッシュレス決済に対応した店が徐々に増えてきた感はありますが、京都のラーメン屋にそれはほぼ期待できません。
お好み焼き 創作鉄板 雅 みやび ¥3,010/2名
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Dinersのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー(iD/QUICPay/nanacoのみ)・
コード(PayPayのみ)
⠀
JR円町駅近くの鉄板焼き屋さん。ランチ利用。
Airペイを導入しており、割となんでも使えて便利。
田ごと 京都ポルタ店 ¥1,540
現金・
クレジット・
交通系IC・
電子マネー・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay/メルペイ等)
⠀
京都駅直結の、JR西日本系列のSCのお蕎麦屋さん。
大規模なSCだけあって、キャッシュレス決済もこの上ないほど充実。
JCBプレモや、クレジットのタッチ決済(Visa/Master/JCB/Amex)も利用可能。
詳しくはこちら↓
決済端末はUT-X10。
J-WESTカードでポイントが最大2%貯まるそう。
中華そば 天天有 一乗寺本店 ¥1,000
現金のみ
⠀
一乗寺の人気ラーメン店。
食券制ではなく、食後に会計するスタイル。
おちゃのこさいさい 産寧坂本店 ¥594
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discoverのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay等)
⠀
京都の七味とうがらし専門店。
清水寺から下る、産寧坂(三年坂とも)の途中にある。
楽天ペイ(実店舗決済)を導入。充実の決済手段。
決済端末はM010。
クレジットのタッチ決済も可能(3面待ち)ですが、STORESやAirペイでもお馴染みのこの決済端末は反応がすこぶる悪いです。
私はMastercardのタッチ決済をiPhoneのApple Payで試して案の定反応しませんでしたが、店員さんからiPhoneと端末が平行になるように当て続けるというアドバイスをいただき試したところ、うまくいきました。慣れていますね。
スターバックス 京都二寧坂ヤサカ茶屋店 ¥700(eギフト利用)
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Dinersのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay)
⠀
築100年超の、趣深い日本家屋の店舗。
決済端末はJT-R600CR。
電子マネーは利用不可だが、クレジットのタッチ決済が利用可能。
おみやげ街道 JR京都駅中央口店 ¥702
現金・
クレジット(銀聯はデビット不可)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー(iD/QUICPay/Edy/nanacoのみ)・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay/メルペイ/Smart Code等)
⠀
京都タワーが見える、京都駅中央口(烏丸口)改札外の土産店。八ツ橋を購入。
セブン-イレブンが噛んでおり、もちろんクレジットのタッチ決済に対応。
さすがはセブンで、PiTaPa、nanacoと競合関係のWAON以外はほぼなんでも使えて、急いでいる時でもありがたい。
決済端末はJT-R610CR。
POSレジの仕様はセブン-イレブンとほぼ共通(決済方法選択は店員が行い、現金は手渡し、レシートが店員側から出てくるなどの違いはある)だが、nanacoポイントに関する優遇が殆どないため、タッチ部のnanacoマークが人力で隠されている(笑)。
本家 第一旭 本店 ¥890
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discoverのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
コード(PayPay/d払い/au PAY等)
⠀
京都駅近くの人気ラーメン店。ふつうのラーメンを注文。
平日朝8時に訪問したところ、並び4人で着丼まで20分。
店内はカウンター席×2と、相席ありの4人テーブル席×7。
決済端末はP400。
麺屋 極鶏 ¥950
現金のみ
⠀
一乗寺の人気ラーメン店。鶏だくの並サイズを注文。
平日13時過ぎに訪問したら奇跡的に並びがなかった。
からふね屋珈琲 三条本店 ¥1270
現金・
クレジット・
交通系IC・
電子マネー・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay/メルペイ/Smart Code等)
※写真を撮ってくるのを忘れたのでうろ覚えですが、端末がsteraなので大体なんでも使えると思います。
⠀
市営地下鉄東西線の京都市役所前駅などからほど近い、約140種のパフェを扱う喫茶店。
パフェ1つを注文するごとに平日はドリンク1杯半額、休日はドリンク1杯¥200引きだった。
レジ前に「休日・混雑時の個別会計できません」的なことが貼ってあった。
決済端末は京都でなにかとよく見る気がするJT-C60(stera)。
キャッシュレス決済対応の店ばっかじゃねぇか!って感じですけど、気づいたらそういう店を選んでいただけで、実際の割合としては非対応の店も全然多いです。特に都市部から外れるほど。
キャッシュレス度:
主に使える決済手段:現金・クレジット・交通系IC・電子マネー・コード
観光と関係ない普通のスーパー・コンビニや、そもそも高額利用が前提なホテルは、全く問題なくキャッシュレス決済が利用できます。
普段住んでいる地域と比べて気を遣うようなことはまずないでしょう。
京都駅改札外 コインロッカーC 中サイズ ¥500
現金・
交通系IC(PiTaPa不可)
⠀
首都圏にあるのと同じようにタッチパネルで操作するコインロッカー。
交通系ICカードで支払った場合、解錠は同じカードをかざすだけ。
中サイズとはいえ、30L強のリュックが2個入ったので、2人で1つ使えば安く済む。
ホテルミュッセ 京都四条河原町名鉄 2名1室 ¥20,919/2名
【現地決済】
現金・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay/メルペイ等)
⠀
宿泊したホテルです。朝食付きで、agodaから予約。
予約時決済で使える決済手段は予約サイトによって異なる。
公式サイトではクレジットカード(Visa/Master/JCB/Amex/Diners)のみ。
このうち¥200/人の宿泊税は事前決済分と別に現地で支払う必要があったものの、こちらの支払いもキャッシュレス対応(ほぼなんでも使える)で最後まで現金不要。
決済端末はJT-C60(stera)。
この端末があったらほぼ確でクレジットのタッチ決済と電子マネーに対応しているので、安心感がすごいですね。
ドン・キホーテ 四条河原町店 ¥319
現金・
クレジット・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー(iD/QUICPay/Edyのみ)
⠀
お菓子を調達。
クレジットのタッチ決済可能(3面待ち)。
中華系のコード決済のみ利用可能(日本のPayPay等は軒並み不可。)
この他に、J-Debit、独自電子マネーのmajicaも利用可能。
決済端末はVEGA3000(右)。
DCC用にCT-5100(左)も設置してあった。
フレスコ 修学院店 ¥95
現金・
クレジット・
交通系IC(PiTaPa不可)・
電子マネー・
コード(携帯キャリア系/メルペイ/Smart Code)
⠀
普通のスーパー。飲み物購入。
これでもかって位なんでも対応している。
クレジットのタッチ決済もOK(3面待ち)。
決済端末はP400。
デリカステーション 京都駅コンコース店 ¥1,100
現金・
クレジット(Visa/Master/JCB/Amex/Diners/Discoverのみ)・
交通系IC(PiTaPa不可)・
コード(携帯キャリア系/LINE Pay/メルペイ等)
⠀
新幹線改札内の売店で駅弁を購入。
PiTaPa除く交通系IC以外の電子マネーは全滅(PiTaPaダメなんかい)。
電子マネーより時間のかかるクレジット(タッチ決済非対応)は利用可能。
JCBプレモも利用可能。
決済端末はPADCT-5100(上)とJT-R591?(下)。
東海道新幹線 車内販売 ホットコーヒー・バニラアイス ¥740
現金・
交通系IC(PiTaPa不可)
⠀
2023年11月から始まったグリーン車限定のモバイルオーダーを利用。
座席に掲示されているQRコードをスマホで読み取って注文するタイプ。
支払い方法は従来と同じで、商品受け渡し時の現金と交通系ICカード決済。
パーサーさんが差し出してくる決済端末にApple WatchのSuicaを当てて決済。
EXアプリでQRコードを読み取り、会員情報として登録してあるクレジットカードに自動請求してくれるともっと便利だと思いました。
結論:1万円を千円札と100円玉で、+お賽銭用の細々とした小銭
手元に各種キャッシュレス決済が揃っている場合は、これだけあれば十分でしょう。
基本的には現金で払いたい、みたいな場合はこれで足りるはずありません。
あくまで普段からキャッシュレス生活に慣れている人向けの金額です。
1万円札じゃダメなのはどうせ崩すけど現地で崩すのは面倒&1万円札NGの券売機や両替機にぶち当たったらめんどくさいから。
千円札に分割しておけば出しやすいです。
同様に、100円玉もたくさん持っていくといいでしょう。
拝観料は¥1,000未満の場所が多く、ちょうど出せると窓口などでの手間が減ります。
500円玉をオススメしないのは、無人のおみくじ売り場などで使い勝手が悪いから。
小銭を箱の中に投入するタイプだと、”お釣り”を自分で取っていくことができません。
私はお札とは別に100円玉を20枚、5円玉を10枚持って行きました。
神社仏閣
ここで使う予定のお金は全て現金で用意しておくのが無難でしょう。
例えば、お賽銭を1箇所で1度納めるとすると、1回の金額×行く箇所分の小銭が必要になります。
私は現地でもたつかないように予め5円玉を10枚用意して出発し、9枚使って帰ってきました。
また、拝観料、おみくじやお守りの代金も考えて、お賽銭とは別に数千円持っておくといいでしょう。
神社やお寺では意外とお金が崩れない
これらの場所では現金主義が蔓延っているものの、逆に言うとそのために端数が揃った100円単位での支払いが多いので、お札だけ持って行って「現地で使ってるうちにお賽銭分も崩れるでしょ」とか思っていると、1,5,10,50円玉なんかは全然手に入らないです。
普段あまり細かい額の小銭を持ち歩かない場合は、準備してから旅立つといいでしょう。
交通機関
ほぼ現金はいらないですが、交通系ICへの残高チャージは十分にしておきましょう。
特にバス車内で残高不足を起こした場合、周囲からの圧で地獄の空気になるのでご注意。
結果として使った現金は、地下鉄・バス1日券を購入するための¥1,100と駐輪場の¥200だけでした。
ただどうしようもなく残高不足になった時、ICカードを万一落とした時、モバイル端末の充電が切れた時のために、やはり現金は財布に入れておくべきですね。
飯&土産
やはり現金は必要です。
前述の通り店先にアクセプタンスを掲示している店が少ないので、お会計のその瞬間まで使える支払い方法が不明瞭なこともしばしば。
特に観光地にずらっと並んだ店のうち老舗っぽい所を利用する際は現金オンリー率が高いので注意しましょう。
とはいえ、神社仏閣ほどビビる必要もなく、利用する店の価格帯にもよりますが、1泊2日で少なくとも3,000円の現金を持っておけば何とかなります。
今回の旅行では2日目昼に行ったラーメン屋さん以外ではお土産屋さん含め何かしらのキャッシュレス決済が使えたので、使った現金は¥1,000だけでした。
その他
現金いらないですね。
注意する必要があるのは古めの自動販売機くらいでしょうか。
特段何かの予備で財布に入れておく必要はありません。
ホテルの宿泊税支払い含め、観光に直接関係しない買い物では1円も現金を使いませんでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
京都観光には依然として現金が欠かせませんが、正しい知識という”備え”をしていけば怖いものなしです。
皆さんが少しでもスマートに京都旅行を楽しまれることをお祈りしております。