バイト選びで一度は候補に挙がる?塾関連のバイト。
なんといっても高時給バイトの代表格ですもんね。
個別指導の講師、集団授業の講師やチューターなど、いろいろ悩むかもしれませんが、そんなみなさんのほとんどが大学生ですよね。
ということで、現役大学生塾講師アルバイター目線で、塾バイト探しの絶対必須・譲れない条件をお伝えします。
もうこれしかないです。
置きスーツとは、働く先の教室(校舎)にスーツを予め置いておいて、私服で出勤した時にスーツに着替え、退勤する時に教室にスーツを置いて帰れる制度のこと。
塾を選ぶにおいて、正直細かな時給の差とか、勤務形態の差とかいろいろあるけれど、こればっかりは入ってみないとわかりません。
なぜなら、客(=生徒)として塾に行ったことはあっても、働く側としてその塾に行ったことはないからです。
でも、働いてみる前でもこれだけは言えます。
職場で着替えられた方がいいです。楽さが違います。
置きスーツのメリットは、私服で出勤できること。
大学生なら、平日に授業があって夜は塾バイト、ということも多いでしょう。
できれば学校は私服で行って、塾の時だけスーツを着たいですよね。
1日中スーツだと疲れるし、大学内で軽く目立ったり就活生と間違えられたりするし。
もちろん、スーツ一式を荷物にしまって私服で家を出て、後でバイト直前にどこかで着替えてもいいんですけど。
スーツ一式を持ち運ぶのって、結構めんどくさいですよ。
着替えとして持ち運ばなければならないものリスト(男性の一例:塾によって差あり)
- スーツ上(ジャケット)
- ワイシャツ
- ネクタイ
- スーツ下(スラックス)
- 革のベルト
- 革靴
これだけのもの、いつものバッグに入りますか?
もちろん、普段の大学の荷物(筆箱、PCやiPad、教科書etc…)に加えてです。
じゃあどうするか?
1日中スーツも嫌だし、スーツを持ち運ぶのはもっと面倒くさいし。
そう思ったなら、置きスーツしかないんです。
置きスーツのある生活
大学や用事のあとに塾でバイトがある日でも、装いはいつも通りでOK。
煩わしい量の着替えを持つ必要もありませんし、時間のない朝でも余計な準備をしなくて済みます。
・ワイシャツだけは忘れずに持って行くようにしましょう。
ワイシャツの下の肌着は持って行くか、着て行きましょう。
・派手な靴下はやめましょう。塾で靴を履き替えたときに目立つと最悪です。黒無地が無難。
あるいは、履き替える用の靴下を持って行くのもいいですね。
大学や用事が終わったら、そのまま私服で出勤。
自分のロッカーからスーツ一式を取り出し、勤務開始に間に合うように着替えましょう。
仕事が終わったら、更衣室で私服姿に戻りましょう。
スーツ一式はほぼそのままでOK。身軽に、塾を後にしましょう。
スーツは頻繁に洗濯するものではないので、持ち帰るのはワイシャツと靴下くらいです。
急いで帰るあまり、ワイシャツを忘れたり、逆に私服に着替えるのを忘れないようにしましょう。
退勤後は、家に帰るのもよし、私服なのでそのまま友達と遊びに行くこともできます!
週に数回スーツを折りたたんで荷物に詰め込み持ち運ぶことを考えると、こっちの方が断然スマートですよね。
弱点1:急にスーツが必要になった時困る
塾のバイト以外に急用ができて、スーツが必要になった時、どうします?
塾が開いているなら取りに行けばものの…
休日やお盆、年末年始で教室が閉まっていたら?
朝取りに行かなければいけないのに、朝は教室に誰もいなかったら?
無駄を承知で、諦めて新しくスーツを買い足せますか?
対処法:スーツを複数買っておき、必ず1つは家に置いておく
ただしこれは、大学生になったばかりでスーツを1つしか持っていないとかなら、お金がかかる方法ではあります。
弱点2:着替えの時間を見越して、少し早く出勤しなければならない
教室に到達してからじゃないと着替え始められないので、到着が勤務開始ギリギリだとヤバいですよね。
対処法:早く着く
これしかないです(諦観)。
弱点3:複数教室で勤務している場合、置きスーツは使えない
複数の塾バイトを掛け持ちしている場合(これはレアだけど)、同じ塾でも複数の教室で勤務することがある場合はこの戦法は使えないですよね。
私の働いている塾では、「この日は普段と別のこの教室に行ってね」みたいなことがたまにあります。
勘弁して欲しいです。
対処法:そういう状態や、そういう塾そのものを避ける
金にものを言わせて、教室の数だけスーツを準備して配備しておくというのは現実的ではないですし。
情報を集めて、他教室に左遷されないような塾を選ぶべきですね。
口コミ大事。
弱点4:生徒に私服姿を見られて恥ずい
生徒と職員で動線が分かれている塾ならいいですが、普通の入り口から生徒と同じように入らなければならない塾も多いですよね。
動線が分かれている=生徒用のものとは別に建物への通用口があったり、職員用の教室入口からそのまま更衣室に通じていたり。
いくらコソコソしていても、駅から教室まで生徒と同じ道を通っている間に遭遇したり、塾に入ってから更衣室に行くまでの間に生徒に見られたりする、なんてことは避けられません。
塾講師といえば、生徒に上の立場(人生経験、学歴、年齢、知能etc…)から物を教える仕事。
決して生徒に舐められた態度、友達のような態度を取られるわけにはいかないのです(授業が破綻します)。
チューターとかなら逆に近しい年齢として親しく接することもありますけどね。
教える相手が小中学生の場合、バイトバレしちゃいけない/したくないという場合も多いはず。
社員の先生と違って自分は私服出勤なのを「なんで先生はスーツ着てきてないの?どっか行ってたの?」って無邪気な生徒に問い詰められたら困っちゃいます。
入試対策を行う塾なら特に、「学生のバイトなんかに教えられてたまるか」なんて生徒に思われたら終わりです。
逆に大学名を開示して、学歴で黙らすという手もありますが。オススメはできない。
対処法:開き直るor生徒より先に塾に来る
これが嫌だったら、置きスーツという制度が向いていませんね。
こればっかりは楽さと恥ずかしさとでトレードオフだと思うしかないです。
弱点5:そもそも置きスーツができない
働き始める以前の問題ですが、置きスーツの有無でバイト先を選ぼうとすると、選べる塾が少なくなってしまいます(置きスーツ可の塾を薦める記事を書いておきながら)
ただそれだけの理由で選択肢が狭まってしまうことも、バイト選びの考慮の足しにしてください。
対処法:どうしてもその塾がいいなら、諦める
自分で何を優先するかを熟慮した上、給与や勤務形態等の好みを反映させながら、決断を下してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
向き不向きはもちろんありますが、塾バイトは時給も得るものも大きく、これを読んでいるあなたにぜひ勧めたいお仕事です!
同年代として、それぞれにピッタリの塾バイトが見つかり、そこで皆さんが楽しく働けるよう、応援しています!!
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